元日本代表の鈴木啓太氏が、自身のYouTubeチャンネルで最新コンテンツを投稿。日本代表MF原口元気がゲスト出演し、2018年ロシア・ワールドカップのベルギー戦で決めた先制点について語った。

 当時の日本代表は開幕直前の監督交代などもあったなか、合宿期間中から何度もミーティングを繰り返し、試行錯誤を重ねていたという。スタッフ含め全員の力を集結させて臨んだ大会では「ワクワクのほうが強かった。不安よりもみんな“やってやろうぜ”という感じだった」と原口は振り返る。

 
 2大会ぶりの決勝トーナメント進出を果たした日本は、ベスト16でベルギーと対戦。強豪国との対戦で、鈴木氏から当時の心境を問われた原口は、「自信はあった。必ず良い勝負はできると思っていたので、勝ちに繋げられるかどうかの試合になると思っていた」と応じる。

 試合では、0-0で迎えた48分、日本に待望の先制点が生まれる。スルーバスに抜け出した原口が、鋭いシュートをネットに突き刺す。

「点が入る時は、選択肢があって、余裕がある時だと思う。あの時もすごく冷静でした」

 鈴木氏の「気持ち良かったでしょ?」の問いかけに、原口は「ヤバイ…」と噛みしめるように言い、「あの時のシーンを見ると、目がイッてますからね(笑)」と回想する。

 ベルギー戦の先制弾が「一番ですね、今でも」と語る原口。カタールW杯では記憶を塗り替える“ゴラッソ”を見せてくれるだろうか。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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