サッカー日本代表は14日、キリンカップサッカー2022・チュニジア戦の前半を0-0で終了。時折チュニジア代表に押し込まれる中、日本代表OBの福田正博氏がMF鎌田大地のパフォーマンスに言及した。

 鎌田大地は今月2日のパラグアイ戦で1ゴールと結果を残すと、6日のブラジル戦でも後半キックオフからプレー。10日のガーナ戦では出番がなかったが、チュニジア戦ではインサイドハーフのポジションで先発出場している。

 そんな鎌田大地は相手選手のマークに対応する形で立ち位置を修正。前半34分に左サイドからのFW伊東純也のクロスをゴール前で合わせられず、絶好のチャンスを逸している。

 この先制ゴールのチャンスを逃した後、チュニジア戦の解説を担当している福田正博氏は同選手のパフォーマンスについて「鎌田(大地)が所属クラブで見せているようなパフォーマンスを出せるかですね。所属クラブだとインサイドハーフやトップ下で輝きを見せていますけど、代表になると所属クラブでの輝きが出し切れていない」とコメント。アイントラハト・フランクフルトで見せているようなパフォーマンスを期待している。

 なお、鎌田大地は2021/22シーズンのブンデスリーガでほぼ全試合に先発出場。UEFAヨーロッパリーグ(EL)では準々決勝2ndレグ・バルセロナ戦の追加点アシスト、準決勝1stレグ・ウェストハム・ユナイテッド戦の決勝ゴールなど、大舞台での勝負強さを発揮。先月18日の決勝・レンジャーズ戦でもフル出場し、EL制覇に大きく貢献している。