サッカー日本代表は14日、キリンカップサッカー2022でチュニジア代表に0-3で敗北。守備陣の連携ミスからの失点もあっただけに、一部の海外メディアは日本代表のミスを指摘している。

 日本代表は前半にチャンスを作りながらもゴールに結びつけることができず、0-0でハーフタイムを迎える。そして後半9分に相手選手に裏のスペースを突かれると、DF吉田麻也がペナルティエリアで相手選手を倒してPKを献上。PKから先制点を許すと、後半30分にはロングボールの処理を巡って、吉田麻也やDF板倉滉、GKシュミット・ダニエルとコミュニケーションが取れなかったことが原因で失点する。

 そして日本代表は自陣でスペースを埋めるチュニジア代表の守備に苦戦。すると後半アディショナルタイムの45+3分にカウンターから失点し、0-3で敗れた。

 試合終了直後、チュニジアメディア『Hakaek Online』は「チュニジア代表が日本代表のコンピューターを破壊」と見出しをうち、試合結果や得点者などを速報。また、メキシコメディア『Infobae』は「チュニジア代表が日本代表からのギフトでごちそうになった」と見出しをうち、試合経過の詳細を報じている。

 複数失点に絡んだ吉田麻也を中心に、守備陣でほころびが見られた日本代表。FIFAワールドカップ・カタール大会を5カ月後に控える中、多くの課題を抱えている。