お笑いコンビ「極楽とんぼ」のツッコミ担当であり北海道コンサドーレ札幌サポーターの加藤浩次氏(52)が15日、日本テレビ系列の情報番組「スッキリ」に出演。サッカー日本代表がキリンカップサッカー2022・チュニジア戦でミスから失点を重ねて敗れたことに言及した。

 日本代表はチュニジア戦で後半9分、裏のスペースに抜け出した相手選手をDF吉田麻也がペナルティエリアで倒してPKを献上。このPKから先制点を許すと、後半30分にはロングボールの処理を巡って、吉田麻也やDF板倉滉、GKシュミット・ダニエルの連携不足による隙を突かれて追加点を許す。

 さらに後半アディショナルタイムの45+3分には、吉田麻也のパスミスからカウンターを招き、チュニジア代表に3ゴール目を与え、0-3で敗北。チュニジア戦の試合結果や内容をうけて、ファンから多くの批判が上がったほか、全失点に絡んだ吉田麻也には「吉田酷すぎる」、「これはない」などとSNSで限界説が噴出している。

 加藤浩次氏は番組内でチュニジア戦全体の感想を聞かれると「この4戦で選手選考まで森保監督はしなきゃいけない」と前置きをした上で「選手選考するために色々選んでる中で、昨日は決める所で決められなかった。それで試合展開が悪くなった」

 「前がかった時に点数を入れられるっていう。3点目なんかはそうだったんですよね。しかも3点目は相手のスーパーショットすぎるというか、すごいシュートが決まった」と解説している。

 また、PK献上につながった吉田麻也のスライディングタックルや、吉田麻也らの連携ミスからの失点については「完全にミスから入った2点なので、そういうことがワールドカップの前にあぶりだせただけでも良かったんじゃないですか」とコメント。守備陣でほころびが見られたことに対して危機感を募らせるファンが多い中、 W杯本大会前に起こった事象として前向きに捉えた。