サッカー日本代表は17日、MF鎌田大地(25)とMF遠藤航(29)の対談動画を公式YouTubeチャンネルで公開。VfLボーフム所属のFW浅野拓磨(27)のドイツ代表監督に関するおもしろエピソードに言及した。
鎌田大地と遠藤航は日本サッカー協会の対談企画にて、ワールドカップの思い出や雰囲気、FIFAワールドカップ・ロシア大会ラウンド16ベルギー戦での記憶など、複数のテーマを設けて互いの思いや考えを語り合っている。
その対談企画で話題が「抽選会後ドイツ国内の反応」に及ぶと、鎌田大地が「一番ドイツ国内で盛り上がったのは、浅野さんのインタビューじゃないですか、あれはドイツの流行語大賞じゃないですか」と切り出す。
浅野拓磨は4月2日、ブンデスリーガ第28節・ホッフェンハイム戦後のインタビューでアナウンサーから「フリック(現ドイツ代表監督)のことを知っているか」と聞かれると、「was ist das?(これは何ですか?)」とコメント。これに対してアナウンサーが「ハンジ・フリックはドイツ代表監督だ」と教えると、浅野拓磨は笑みを浮かべながら相槌をうっている。
日本代表がFIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグでドイツ代表と対戦することもあり、この浅野拓磨とアナウンサーのやり取りはドイツ国内で話題を呼んでいたのだ。
鎌田大地の発言をうけて、遠藤航は浅野拓磨が「was ist das?」というコメントを残すまでの過程を説明し、「(浅野の発言に)ドイツ国内ざわついて。『アサノはハンジ・フリックを知らない』みたいな」と語っている。
つづけて遠藤航は浅野拓磨に対するSNSでのやり取りを告白。「インスタで拓磨がボーフム勝ったみたいなものをストーリーで上げていたから『was ist das?』って送ってあげました」と語ると、会場は笑いに包まれた。
ドイツ代表と日本代表は11月23日、グループリーグ初戦で激突する。ハンジ・フリック監督のことを知らなかった浅野拓磨は、果たして敵将の目前でゴールネットを揺らせるのだろうか。