サッカー日本代表は今年11月にFIFAワールドカップ・カタール大会を控える中、9月23日に欧州でアメリカ代表と対戦することが決まっている。そのアメリカ戦の具体的な開催地について、米紙『ワシントン・ポスト』の記者が伝えている。

 日本代表は今月、キリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022計4試合を消化。6日には国立競技場でFIFAランキング1位のブラジル代表と対戦し0-1で敗れている。その日本代表は9月の代表ウィークにも2試合が予定されているが、日本サッカー協会(JFA)はそのうち1試合の対戦相手がアメリカ代表に決まったと公式発表している。

 またアメリカ合衆国サッカー連盟(USSF)も21日、アメリカ代表の欧州遠征の概要を発表。9月23日に日本代表と対戦するほか、27日にはスペイン国内でサウジアラビア代表と激突することが正式決定。日本戦の開催場所については、JFAの発表と同じく未定としていた。

 その中、『ワシントン・ポスト』のスティーブン・ゴフ記者が21日に自身のツイッターアカウントを更新。アメリカ男子代表(USMNT)公式ツイッターアカウントの投稿を引用した上で「9月に行われるUSMNTの親善試合が2試合とも決まった。日本戦はドイツで、会場は未定。(欧州の代表チームはUEFAネーションズリーグとの関係で対戦できない)」とツイート。ドイツ国内での開催になる見通しと明かした。

 FIFAランキング15位のアメリカ代表は、8か国によるカタールW杯北中米カリブ海最終予選を3位で終えて本大会出場権を獲得。その本大会グループリーグではウェールズ代表、イングランド代表、イラン代表と対戦することが決まっている。

 また今月の代表ウィークでは、元日本代表監督バヒド・ハリルホジッチ率いるモロッコ代表に3-0と勝利。強豪ウルグアイ代表相手には0-0で引き分けていた。

 なお、アメリカ代表と日本代表は過去に2度対戦。1993年3月の国際親善試合で日本代表が3-1で勝利している一方、2006年11月の国際親善試合ではアメリカ代表が3-2で勝利している。