スパルタ・ロッテルダム(オランダ1部)は25日、ロンメルSK(ベルギー2部)からU-21日本代表MF斉藤光毅が期限付き移籍で加入することを発表した。期限付き移籍期間は2022-23シーズン終了までの1年間となる。

 斉藤は所属する株式会社グロボル・フットビズ・コンサルティングを通じて、次のようにコメントしている。

「いつも応援ありがとうございます。この度、スパルタ・ロッテルダムへ期限付き移籍することになりました。1日1日を大切にしながら、チームの幹になれるような存在になりたいと思います。自分らしく、楽しみながらプレーをして、少しでも多くの方々に自分のプレーを見てもらえるように全力で頑張ります!引き続き、応援よろしくお願いします!」

 現在20歳の斉藤は、横浜FCの育成組織出身。2018年7月に16歳でトップチームデビューを果たし、同クラブで公式戦通算67試合に出場した。2020年11月にシティ・フットボール・グループの傘下であるロンメルへの完全移籍が決まり、2025年夏までの契約を締結。2021-22シーズンは公式戦22試合に出場し、6ゴール2アシストをマークした。

 また、世代別の日本代表でも活躍。2018年にAFC U-19選手権、2019年にFIFA U-20ワールドカップポーランドに参加した。現在は2024年のパリ五輪を目指すU-21日本代表の一員として活動し、先日まで行われていたAFC U-23アジアカップウズベキスタン2022にも参加。斉藤は全6試合に出場し、日本の3位入賞に貢献した。

 スパルタは1888年に創設されたオランダ最古のプロサッカークラブ。6度のトップリーグ優勝と3度のKNVBベーカー(カップ戦)優勝を誇っている。21世紀に入ってからは1部と2部を行き来しているが、2021-22シーズンのエールディヴィジは18チーム中14位で終えて残留を達成した。

【画像】スパルタが斉藤の加入を発表