リーグアンのモナコは28日、リヴァプールから日本代表FW南野拓実を4年契約の完全移籍で獲得したと発表した。

 加入に際して南野は「モナコに加入できることは僕にとって大きな喜びです。偉大な伝統を持ち、リーグアンで最も有名なクラブにおける、非常にエキサイティングなプロジェクトの一部となれることをとても幸せに思います。新しい環境を見つけることが楽しみですし、チームのために全力を尽くしたいです」と、クラブ公式HPを通じてコメントを寄せている。

 また、ポール・ミッチェルSD(スポーツダイレクター)は、「モナコに拓実を迎えることができて、エキサイトしているし、すごく嬉しい。彼がヨーロッパに来てから、何年も知っている選手だ。特にヨーロッパの大会において最高レベルの経験をしており、多くのタイトルを勝ち取ってきた。彼のウイニング・カルチャー、複数のポジションでプレーできる能力、代表チームの中心選手であるということ…その拓実が、若いチームを成長させ、目標達成に導く貢献をしてくれると確信している。私たちのプロジェクトに加わることを決断してくれたことが嬉しい。ようこそ!」と、獲得の喜びを語っている。

 現在27歳の南野は、2012年8月にセレッソ大阪で17歳にして公式戦初出場。2015年1月にザルツブルクへ移籍すると、2020年1月にはリヴァプールに加入した。リヴァプールでは2019-20シーズンにプレミアリーグ、2021-22シーズンにFAカップとカラバオカップを制している。

【画像】モナコ、和装の南野拓実イラストで加入発表