マネの退団でフロントスリーは解体
FWサディオ・マネをバイエルン・ミュンヘンへ放出することになってしまったものの、FWモハメド・サラーの引き留めには成功したリヴァプール。あと気になるのは、契約が残り1年となっているFWロベルト・フィルミーノの去就だ。
昨季のフィルミーノは負傷離脱に加え、FWディオゴ・ジョタやFWルイス・ディアスの台頭により出番を大きく減らした。リーグ戦出場数は20試合に留まり、そのうち半数が途中出場という結果に終わっている。
英『The Mirror』によれば、ユヴェントスがフィルミーノに関心を示しており、2000万ポンド以下で獲得できると考えている模様。今後数週間でフィルミーノや彼の代理人と話し合う予定だという。
ユヴェントスにはこの取引にMFアドリアン・ラビオを含めるというプランもあるようだが、リヴァプールはこの提案に興味がないと同メディアは伝えている。
今季のリヴァプールには新たにFWダルウィン・ヌニェスが加入。7シーズンに渡ってチームに在籍し、チャンピオンズリーグやリーグタイトル獲得にも貢献してきたフィルミーノだが、ジョタやルイス、ヌニェスの活躍次第では、今季同様あまり出場機会を得られない事も考えられる。
ユヴェントスはFWパウロ・ディバラが契約満了で退団し、ローンで加入していたFWアルバロ・モラタの去就も不透明。現状リヴァプールより攻撃陣が手薄で、移籍すれば出番機会を得られる可能性も高そうだ。
ここ数ヵ月はブラジル代表から遠ざかっていることもあり、フィルミーノがカタールW杯に本気で参戦したいのであれば、ユヴェントス行きにもしっかりと向き合わなければならないだろう。このタイミングで新しい環境に移るのはリスキーでもあるが、どのような決断を下すのだろうか。