日本サッカー協会(JFA)は13日、EAFF E-1 サッカー選手権2022決勝大会に臨む日本代表メンバーを発表。ヴィッセル神戸からはFW武藤嘉紀、MF橋本拳人が選ばれた。同日、神戸のクラブ公式HPが両選手のコメントを伝えている。

 武藤は今年1月に開催予定だったキリンチャレンジカップ2022のウズベキスタン代表戦でメンバーに選出されていたものの、新型コロナウイルス感染症の影響で試合が中止に。同試合を除くと、2019年1月のAFCアジアカップ以来、およそ3年半ぶりの代表復帰となった。武藤は神戸のクラブ公式HPを通じて、「日本代表に選出して頂き大変光栄です。怪我での長期離脱などもあり苦しいシーズンを過ごしてきましたが、サポートをしてくださる皆様のおかげで今があります」とコメント。続けて、「日の丸をつけて闘わせていただける事に誇りを持ち、チームを勝利に導けるように全力を尽くします」と意気込みを語った。

 一方、橋本は昨年6月の代表シリーズ以来、約1年ぶりに日本代表に招集された。ロシアのロストフから神戸へ期限付き移籍加入してからは初の代表入り。選出に際し、橋本は「日本代表に選出していただき大変光栄です。日々、日本代表に入りたいという思いでプレーしてきたのでその想いをプレーで表現し、そしてチームとしてこの大会を優勝できるように全力で戦います」と話した。

 EAFF E-1サッカー選手権2022は7月19日から27日にかけて、茨城県立カシマサッカースタジアム(茨城)と豊田スタジアム(愛知)で開催される。日本代表は同19日に香港代表と、同24日に中国代表と、同27日に韓国代表と対戦する。