元日本代表DFの内田篤人氏が7月13日、テレビ朝日の「報道ステーション」に出演。同日に発表されたE-1選手権に臨む日本代表の中から、自身が注目する選手を2人挙げた。

 国内組から招集された26人のうち、内田氏が最初に挙げたのが、J1リーグで首位を走る横浜F・マリノスのFW宮市亮だ。

 アルベルト・ザッケローニ監督時代の2012年10月以来、約10年ぶりの招集となった29歳の快足アタッカーについて、「能力は日本トップクラス」と賞賛。スーパーサブとしての可能性に期待しているようだ。

「ヨーロッパに行って怪我に悩まされたんですけど、シュートも器用にできますし、90分で考えなくても、途中から彼が入ると、ワンポイントになるんじゃないかな。ここで呼ばれたんで勝ち取ってほしい」

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 もうひとりは、その宮市のチームメイトである20歳のMF藤田譲瑠チマだ。

「A代表は初めてですが、先月のアンダー21の大会(U-23アジアカップ。日本はパリ五輪を目ざすU-21代表で出場)で、ずいぶん活躍しました」

 日本サッカー協会のロールモデルコーチとして藤田を直接指導したこともある内田氏は、「物怖じしない性格で、プレースタイルは、ボールを奪ってから前に進む推進力が素晴らしい。同じポジションにはライバルがたくさんいるんですけど、争いの中で頑張ってほしい」とエールを送った。

 カタール・ワールドカップに向け、国内組の最後のアピールの場となるこの大会で、宮市と藤田がどんなプレーを見せてくれるのか。日本代表は19日に香港(カシマスタジアム)、24日に中国(豊田スタジアム)、27日に韓国(豊田スタジアム)と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部