日本サッカー協会（JFA）は27日、EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会に参加中の日本代表において、選手1名から新型コロナウイルス陽性反応が示されたことを発表した。

　発表によると、当該選手は26日夜に体調不良を訴え、検査を行った結果、陽性が確認された。現在、当該選手はチームから離脱して療養している。当該選手はガイドラインに従って感染対策を徹底して行動しており、チーム内で濃厚接触者に該当する者はいないという。また、27日に行われた検査で当該選手を除く全員の陰性が確認されており、体調不良などの報告もないようだ。そのため、27日の第3節韓国代表戦は予定通り開催される。

　JFAは「今後も感染拡大防止と安全確保を最優先に、さらなる注意喚起や健康状態の確認に引き続き細やかに取り組むとともに、厚生労働省や保健所、関係当局の方針や行動計画に基づいて迅速に対応してまいります」とコメントしている。

　日本代表は今大会でここまで1勝1分。韓国に勝てば4大会ぶり2度目の大会制覇が決まる。なお、韓国は引き分け以上で4大会連続6度目の優勝となる。日韓戦は『豊田スタジアム』にて行われ、19時20分のキックオフを予定。フジテレビ系列で全国生中継され、TVerでのリアルタイム配信も行われる。