シュツットガルトの日本代表MF遠藤航が、DFBポカールでの決勝点の起点となったプレーを振り返った。

【動画】決勝点の起点となった遠藤のパス

7月29日、今シーズン最初の公式戦としてDFBポカール1回戦でディナモ・ドレスデンとアウェイで対戦し、1-0で勝利を収めたシュツットガルト。遠藤はDF伊藤洋輝とともにフル出場を果たし、決勝点の起点にもなった。

ボックス手前でボールを受けた遠藤はマーカーをかわして右へ展開。右ポケットから新加入DFヨシュア・ヴァグノマンがダイレクトで折り返し、レンタルから復帰のMFダルコ・チュルリノフが押し込んだ。

ただ、遠藤のパスはヴァグノマンを狙ったように見えるものの、相手に当たってディフレクションしており、結果的にボックス内のいい位置へこぼれたようにも見える。遠藤は真偽のほどを自身のインスタグラムで公開。「最後のパスはねらって、、、」と、ストーリーズで該当シーンを引用しつつ、「ない」と小さなフォントで添えた。

狙い通りではなかったと明かしたとはいえ、ゴールにつながったことは事実だ。昨シーズンはインサイドハーフでの起用が続いたが、この試合では本職のアンカーで奮闘。これまで同様、若手や2部からの補強が続くチームの中で、遠藤には今季も中心としての役割が期待される。

【動画】決勝点の起点となった遠藤のパス