ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属の日本代表MF三笘薫(25)は、プレミアリーグ挑戦1年目にしてレギュラーに定着する可能性が高いようだ。5日、イギリス・ブライトンの地元メディア『サセックス・ライブ』が報じている。

 三笘薫は昨年8月、イギリス国内でプレーするために必要な労働許可証が発行されず、ブライトンからロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)へレンタル移籍。ユニオンSGで活躍すると、先月7日になってブライトン復帰が決まっていた。

 そして先月17日の練習試合・エストリル戦でデビューを飾り、いきなり復帰初ゴールをマーク。その後もトレーニングマッチ3試合で、いずれもドリブル突破からチャンスを作るなど本領を発揮。周囲からの評価をさらに高めている。

 ブライトンのグラハム・ポッター監督は、7日にプレミアリーグ開幕節・マンチェスター・ユナイテッド戦を控える中、三笘薫やパラグアイ代表MFフリオ・エンシソ(18)、FWデニズ・ウンダフ(26)の起用法に言及。

 指揮官は新戦力3名について「彼らにチャンスがあることはフェアだと言えるだろう。3人ともに、昨シーズンかなり高いレベルのパフォーマンスを見せたクラブに入ってくるのだから、そう言ってもいいと思う。プレミアリーグを9位で終えたということは、いい選手が揃っているということだから、彼らはここで戦うことになる」

 「レギュラーとしてプレーする可能性は、かなり高い。プレミアリーグより少し低いレベル(のリーグ)でプレーしていたため、慣れるためのプロセスや時間は必要だ。ただ彼らは我々にとても興味深いクオリティを加えてくれている」とし、主力扱いをする可能性に触れている。

 また『サセックス・ライブ』は「彼らはプレミアリーグ開幕戦の先発メンバー入りを目指している。3人ともプレシーズンでポッター監督に好印象を与えているが、2022/23シーズンのトップチームでどれだけの頻度で起用されるかは未知数だ」と見解を示している。