【イングリッシュ・プレミアリーグ】クリスタル・パレス0-2アーセナル(日本時間8月6日/セルハースト・パーク) 

 日本時間8月6日、サッカーの欧州4大リーグの一つ、プレミアリーグが開幕。日本代表・冨安健洋が所属するアーセナルとクリスタル・パレスの一戦で、アーセナルらしい美しいパスワークが披露された。

【映像】「そこ通すんかい」流れるパスワーク(83分40秒過ぎ)
 
 その美しいシーンは、アーセナルが1点リードして迎えた試合終盤の83分。クリスタル・パレスに攻め込まれながらもガーナ代表・トーマスがボールを奪取すると、短いパスによるカウンターが発動し、ワンタッチかツータッチで5本のパスを繋いだものだ。 
    
 クリスタル・パレスの攻撃を阻止し、アーセナルの守備陣内からわずかなスペースで選手間に立つと、エンケティア、ブラジル代表・ガブリエウ、ガーナ代表・トーマス、スイス代表・ジャカ、エンケティア、そして再びスコットランド代表・ティアニーへと流れるようにボールが繋がり、スムーズなショートカウンターへ。これによってクリスタル・パレスのプレッシャーが無力化され、視聴者から「そこ通すんかい」「ええやん」「さすが!」などとアーセナル"らしい"見事なパスワークに興奮する長年のサッカーファンからの声が多く寄せられた。 
    
 なお試合は、アーセナルが後半にも追加点を奪い2-0で勝利。注目の冨安不在のなか、開幕戦で貴重な勝ち点3を手にしている。(ABEMA/プレミアリーグ)