日本代表MF久保建英(21)は先月、レアル・マドリードからレアル・ソシエダへ完全移籍。プレシーズンマッチでのアピールをへて、チームメイトから早くも高い評価を得ているようだ。10日、スペインメディア『El Diario Vasco』が伝えている。

 久保建英は今年6月末、RCDマジョルカでのレンタル期間を終えてレアル・マドリードに復帰。レアル・マドリードで構想外と伝えられる中、先月19日にレアル・ソシエダへ完全移籍。レアル・ソシエダと2027年6月までの5年契約を結んでいる。

 そして先月23日の練習試合・ボルシア・メンヒェングラートバッハ戦で後半キックオフからピッチに立ち、攻撃面で存在感を発揮。30日のボーンマス戦では自身がボールロストから失点に関与したものの、現地では主力選手として期待を寄せられている。

 その中、レアル・ソシエダ所属のスペイン代表MFミケル・メリーノ(26)は久保建英について「たくさんのクオリティを兼ね備えているね。彼は謙虚であり、いつもグループの貢献している。彼は一定の時間を求めているから、このクラブの環境に慣れることができると思うね」

 「僕たちには確固たる戦術があるから、(新加入選手が)すぐに慣れるのは難しい。段階を踏む必要はあるけど、彼はすぐに戦術を理解するだろう」とコメント。久保建英がレアル・ソシエダで成功を収めると確信しているようだ。

 なおレアル・ソシエダは今月15日、ラ・リーガ開幕節でカディスと対戦する。チームメイトからも信頼を寄せられる中、久保建英が今季開幕戦で周囲にインパクトを与えられるか注目が集まる。