国際サッカー連盟(FIFA)は11日、11月に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)の開幕日を1日前倒すことを正式決定した。

史上初の中東で、冬に開催される今大会。ヨーロッパのシーズン中に行われるなど、これまでとは大きく異なる大会として注目されている。

開幕日は、11月21日(月)に決まっていた中、通例では開催国の試合がオープニングマッチとして行われてきた中、セネガル代表vsオランダ代表がオープニングマッチに設定されるなど、異例づくめとなっていた。

しかし、FIFAはオープニングマッチと開会式に関して従来の形に変更。20日(日)に開幕することとし、カタールvsエクアドルをオープニングマッチに設定。20日の25時にキックオフとなる。これにより、開催国か前回大会王者が関わる試合で大会をスタートさせるという伝統を守ることとした。

なお、セネガルvsオランダは日付こそ変わらないものの、試合時間が後ろ倒しになることに。21日の25時キックオフとなった。