【プレミアリーグ】チェルシー2-2トッテナム(8月14日·日本時間15日/スタンフォード·ブリッジ)

 日本時間8月15日にプレミアリーグ第2節、チェルシーvsトッテナムのロンドン·ダービーが行われ、チェルシーの新加入選手が活躍。特にセネガル代表·クリバリが決めたスーパーボレーは「最高」「えぐい」「すげー」「やばすぎ!」と称賛の嵐となった。

【映像】セネガル代表·クリバリの華麗なるボレー弾!

   スコアレスで迎えた19分、チェルシーは左CKからファーで待ち構えていたセネガル代表・クリバリがダイレクトボレー。左から来るボールを右足でインパクトしたシュートは、アウトぎみに回転しながらゴール右隅へと突き刺さる。「おおおおおおお!」「マジか」「えぐいw」「すげえええええええ」「これはゴラッソ」「こんなん対応できんわ」「クリバリ最強」と次々にABEMAのコメント欄に文字が躍る、まさにスーパーボレーであった。

 アシストしたキックの精度も素晴らしかった。蹴ったのは、スペイン代表・クリバリだ。左足で、ゴールから逃げるような回転をかけた高速クロスを送った。クリバリもククレジャも、今季から加入した選手。もう何年も共にプレーしてきたような存在感と連係を見せた2人で奪った先制弾は、コメント欄で「激アツ移籍組ゴール!」と強調された。

 ABEMA解説・戸田和幸氏が「これを狙っていたらすごい」と評したクリバリは守備の選手であり、「背番号26」からも、彼が目指すプレースタイルが見えるようでもある。

 チェルシーにおける「26」は特別な番号なのだ。

 クラブ生え抜きとして、1998年から2017年までプレーしたレジェンド、ジョン・テリーが着けた番号。熱さと強さと知性を備えたセンターバックの彼が退団して以来“空席”だったが、クリバリは本人に直接「26」を背負うことを報告したという。

 戸田氏が「新加入選手は、いろんな局面でファンの心をつかむものですが、やはりゴールが一番。(クリバリは)26番を着ていますから、プレッシャーもあると思う」と話したが、クリバリも、そしてククレジャも、目に見える結果でファンにアピールしてみせた。

 試合は終盤まで2-1でチェルシーがリードしながらも、アディショナルタイムに追いつかれてドロー決着。白熱のダービーマッチは両者痛み分けの結果となった。
(ABEMA/プレミアリーグ)