ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属の日本代表MF三笘薫(25)が、プレミアリーグでのデビュー戦を振り返った。15日、クラブ公式サイトが同選手のコメントを伝えている。
三笘薫は先月、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)でのレンタル期間を終えてブライトンへ復帰すると、プレシーズンマッチで持ち前のドリブル突破を何度も披露。今月7日のプレミアリーグ開幕節・マンチェスター・ユナイテッド戦で出番がなかったが、13日の第2節・ニューカッスル・ユナイテッド戦でデビューを飾っている。
そのニューカッスル戦では後半30分からピッチに立つと、左サイドから複数回チャンスを演出。40分にはイングランド代表DFキーラン・トリッピアー(31)をドリブルで抜き去り、ペナルティエリアに侵入。ゴール前にパスを供給するなど、相手守備陣に脅威を与えていた。
そんな三笘薫は、クラブ公式のインタビューで「(ニューカッスル戦でのデビューにより、)最初の一歩を踏み出せたと思うし、自分がどういう選手なのか、サポーターに示すことができました。監督やコーチ陣にも、自分がプレーできることを証明できました」
「ピッチに立ったときは、まったく緊張しなかったですね。自分自身のことに集中して、他のことはあまり考えませんでした。サポーターの応援もあり、雰囲気はとてもよかったです。安心してプレーできましたし、サポーターの前でプレーすることによって高いモチベーションを持つことができました」とデビュー戦を冷静に振り返っている。
そしてブライトンで成功するためのポイントを聞かれると「出番が増えたときに、同じようなパフォーマンスを見せられるかどうかですね。個人的には、このようなプレーを続けていかないと、チームメイトからの信頼は得られないと思います」と、好パフォーマンスの継続を誓った。
なおアイルランドメディア『breakingnews』はニューカッスル戦の翌日に「三苫薫は終盤に勢いをつけるためにベンチからスタートし、ブライトンでプレミアリーグデビューを果たした。ポッター監督は、彼がトップチームでレギュラーとしてプレーすることで、チーム全体を次のレベルに引き上げることを期待している」と評価。同選手がチームに好影響を与える可能性を指摘している。