日本代表MF原口元気(31)はFIFAワールドカップ・カタール大会を控える中、ウニオン・ベルリンでポジション争いを繰り広げている。そんな原口元気がブンデスリーガ開幕直後の心境を明かした。16日、ドイツ・ベルリンの地元メディア『BZベルリン』が同選手のコメントを伝えている。
原口元気は昨年6月にハノーファーを契約満了により退団し、ウニオン・ベルリンへ加入。中盤センターのインサイドハーフを主戦場とする中、昨季はブンデスリーガで34試合中23試合に先発出場していた。
ただウニオン・ベルリンは今夏の移籍ウィンドウで、SpVggグロイター・フュルト所属のMFパウル・シギーン(27)やVfLボーフム所属のMFミロシュ・パントビッチ(25)、SCフライブルク所属のMFヤニク・ハベラー(28)など、中盤センターを本職とする選手を相次いで獲得。現地では、原口元気がベンチ要員に降格する可能性が伝えられていた。
それでも同選手は、今月1日のDFBポカール(ドイツ国内カップ戦)1回戦で先発出場すると、ブンデスリーガでも開幕から2試合つづけてスタメンに名を連ねている。
そんな原口元気は14日、ブンデスリーガ第2節・マインツ戦後のメディアインタビューで「他の選手の状況は関係ないですね。中盤でのポジション争いは激しいですし、僕はそれを楽しんでいますよ」と自信を覗かせている。
そして20日の第3節・RBライプツィヒ戦にむけては「タフな相手ですね。ライプツィヒはチャンピオンズリーグ出場クラブですし、攻守に素晴らしいクオリティを持っています。ただホームゲームですし。もちろん勝ち点3を取りたいですね」と意気込みを語った。
なお原口元気は今年6月のキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022の計4試合で日本代表に帯同。MF守田英正(27)のコンディション不良もあり、4試合中3試合で先発出場していた。