サークル・ブルッヘに所属しているFW上田綺世が、ジュピラー・プロ・リーグ第6節のズルテ・ワレヘム戦で海外移籍後の公式戦で初ゴールを記録した。
3試合連続のスタメン出場を飾った上田は、2分に右サイドからのクロスボールを頭で合わせる。この一撃はポストに嫌われるも、10分に再びチャンスが訪れた。左サイド高い位置でのスローインからケヴィン・デンキーが落とすと、待っていた上田が右足でシュート。丁寧に狙った一撃がネットを揺らし、サークル・ブルッヘに貴重な先制ゴールをもたらした。
試合は前半のうちにズルテ・ワレヘムが同点に追い付くと、後半は一進一退の攻防戦に。ホームチームのサークル・ブルッヘが試合をやや優勢に進め、より多くのシュートを放ったものの、最後まで追加点を奪うことはできない。ともに1勝1分3敗という成績の“直接対決”は、痛み分けのドローで終了した。上田は85分までプレーしている。
次節、サークル・ブルッヘは9月2日に敵地でクラブ・ブルッヘと対戦する。一方、ズルテ・ワレヘムは9月4日にロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズをホームに迎える予定だ。
【スコア】
サークル・ブルッヘ 1-1 ズルテ・ワレヘム
【得点者】
1-0 11分 上田綺世(サークル・ブルッヘ)
1-1 16分 ニコラス・ロメンス(ズルテ・ワレヘム)