シャルケ所属の日本代表DF吉田麻也(34)は27日、日本代表MF原口元気(31)擁するウニオン・ベルリンとの一戦でフル出場。1-6と大敗を喫した後、現地メディアから酷評されている。

 吉田麻也は先月5日にシャルケへ加入。新戦力ながらも副キャプテンに就任すると、今季開幕から全試合でフル出場。今月7日のブンデスリーガ開幕節・ケルン戦ではキャプテンマークを巻いてプレーしていた。

 しかしシャルケは、27日の第4節・ウニオン・ベルリン戦で前半のうちに3失点。後半キックオフから1分後に4失点目を喫すると、その後も追加点を許して1-6と敗北。吉田麻也はフル出場したが、大量失点によりサポーターから批判を浴びている。

 するとドイツメディア『RUHR24』も6失点のうち5失点に直接関与したとして、同選手に対して「6」点(6段階評価で「1」が最高点)とワースト評価を受けている。

 そんな吉田麻也は試合後、メディアインタビューで「この試合は、僕たちにとって重要な教訓になりました。たとえ負けても、今日のようなプレーは二度とできない。ブンデスリーガに残留したいのならば、戦わなければいけません」とコメント。

 『RUHR24』は「シャルケがより明確なサッカーをして、特にボールを保持しているときは自信に満ちた姿を見せなければならない。自分の力を信じることは、小さな成功体験を通して得られるものであり、それをトレーニングや試合で達成しなければならない。吉田麻也はそう訴えた」とリポートしている。

 なおこの試合で原口元気はベンチ入りしたものの出番はなく、日本人対決は実現しなかった。