セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧(27)は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)での活躍が期待されている。その中セルティックOBのポール・スレーン氏は、同選手がCLグループステージで偉業を成し遂げるという見立てを示した。27日、英国のサッカー専門YouTubeチャンネル『Open Goal』が伝えている。

 古橋亨梧は今季ここまでリーグ戦全4試合にスタメン出場しているほか、今月6日のスコティッシュ・プレミアシップ第2節・ロス・カウンティ戦から3試合つづけてゴールをマーク。昨季につづきセルティックの絶対的ストライカーとして活躍している。

 またセルティックは昨季、古橋亨梧や日本代表FW前田大然(24)らの活躍もあり、スコティッシュ・プレミアシップで優勝。スコットランドはUEFAカントリーランキングでロシアと拮抗していたが、ウクライナ侵攻をうけてロシア勢がUEFA主催大会から追放されたことにより、スコットランド1部優勝クラブにCLグループステージ出場権が与えられている。

 CL開幕を翌月に控える中、スレーン氏は『Open Goal』のインタビューで「UEFAチャンピオンズリーグのグループステージの終わりには、古橋亨梧が得点王になるだろう。彼は間違いなく、今シーズンのヨーロッパでブレイクする」と予言。

 「彼の動きと裏への抜け出しはとても効果的だ。チャンピオンズリーグではリーグ戦と違って後ろの下がって守備するクラブがあまりないからね。彼が生きるためのスペースがたくさんあるんだ」と、古橋亨梧がブレイクすると予想した根拠を説明している。

 また英紙『デイリーエクスプレス』はスレーン氏の発言をうけて「もし元セルティック所属選手の予想が当たれば、セルティックはグループステージ突破に向けて絶好のポジションを手に入れることになる」とし、古橋亨梧の活躍次第でCLベスト16入りの可能性があると主張した。

 なおセルティックは組み合わせ抽選会の結果、CLグループステージでレアル・マドリード、RBライプツィヒ、シャフタール・ドネツクと対戦するが決定。9月7日のレアル・マドリード戦を皮切りに、11月はじめにかけて6試合を戦う。