■8月31日/リーグ・アン第5節 モナコ 2ー4 トロワ
現地時間の8月31日、リーグ・アンの10試合が各地で行われ、サッカー日本代表・南野拓実が所属するモナコはホームにトロワを迎えて対戦した。
この試合で、南野が移籍後初めてとなるアシストを決めた。それは前半10分の場面だ。モナコが獲得した左コーナーキックのキッカーを任されたのは、南野。軽く助走して右足を振り抜くと、ボールはややフワリとした軌道でゴール前へ。
相手GKがクリアしようと前に出るも届かず、その高いボールに合わせたのがチリ代表DFギジェルモ・マリパンだ。高くジャンプして頭で合わせ、この日、両チーム初めてのゴールを記録した。日本代表―チリ代表ホットラインで試合を動かしてみせた。
しかし、前半22分にPKからモナコが失点。試合をイーブンにされると、同44分にマリパンが2枚目のイエローカードで退場となってしまう。数的不利となったモナコはその直後のアディショナルタイムに逆転弾を許し、1点ビハインドで最初の45分間を折り返す。
そして後半、1人少ない状況で逆転を狙うモナコは3人の選手交代を実施。南野もそこに含まれており、前半45分間だけの出場でピッチを退くこととなった。
チームは後半開始早々の3分に失点すると、後半18分に1点を返すものの同33分にまたしても失点。数的不利を覆すことができず、2-4で黒星を喫している。
■チームは4戦勝ちなしで16位
コーナーキックのキッカーを任され、そして初アシストを記録するなど徐々にではあるがチームからの信頼を得ている南野。一方で、数的不利の1点ビハインドという状況で交代させられており、まだアピールが必要なようだ。
チームはこの敗戦で4戦勝利なしと、厳しい状況にある。今季まだ1勝のモナコは勝点5で16位に沈んでおり、巻き返しが必要だ。
背番号18の活躍でチームに勝利をもたらされるか、注目だ。