ハダースフィールド・タウンFC所属の日本代表DF中山雄太(25)は1日、イングランド2部リーグ第7節・ブリストル戦でフル出場。チームが敗れると、試合後に現地メディアから厳しい指摘を受けている。

 中山雄太は6月末にPECズヴォレを退団し、7月15日にハダースフィールドへ加入。先月10日のEFLカップ1回戦・プレストン戦で移籍後初めて先発出場すると、3バックの一角におけるプレーで高い評価を受けてレギュラーに定着。13日のイングランド2部リーグ第3節・ストーク戦では移籍後初ゴールをあげていた。

 そんな中山雄太はブリストル戦でも3バックの一角でフル出場し、攻守にわたった存在感を発揮。しかしハダースフィールドは35分に先制点を許すと、80分に追加点を奪われて0-2で敗れた。

 イギリス・ヨークシャーの地元メディア『ヨークシャー・ライブ』は試合後、ブリストル戦に出場したハダースフィールド全選手を採点。中山雄太に10点満点中「6」と及第点を与えたが「何度か危険を察知したが、先制点を許した直後に、不必要なコーナーキックを与えた」と、守備面での緩さを指摘。

 「62分に同点ゴールになりかけたが、35ヤードのシュートは枠を外れた。彼にとって複雑な試合だった」と綴っている。

 なおハダースフィールドは第7節終了時点で1勝1分4敗(1試合未消化)、24クラブ中23位に低迷している。主力選手としてプレーしている中山雄太に、大きな重圧がかかっている。