アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋が、クラブやミケル・アルテタ監督について言及した。9月1日、クラブの公式サイトがコメントを伝えている。
昨年の移籍市場最終日にアーセナル加入が発表された冨安。プレミアリーグ初年度となった昨シーズンは、複数回の負傷離脱があったものの公式戦22試合に出場。右サイドバック(SB)の主軸として、チーム内で確固たる地位を確立した。
自身のアーセナル加入の決断を「オファーをもらった時は迷うことなく移籍を決断しました。家族や友人にも相談はしませんでした」と振り返った冨安。在籍2年目を迎えたクラブの印象については次のように語った。
「アーセナルは世界最大のクラブの一つですし、ここで自分自身が大きく成長できると思っています。このクラブにいられることが本当に嬉しいし、できるだけ長くここに残りたいです。今年はできるだけチームを助けられるように、シーズンを通して試合に出場できる状態にしたいですね」
また、同選手はチームを率いるアルテタ監督についても言及。「彼はこれまでで最高の監督です。ピッチ内外で僕に多くのことをしてくれました。もちろん、他のスタッフと共に僕のプレーを伸ばしてくれています。彼はとても知的で、サッカーや試合の構造についての全てを理解しています。自分が何をすべきかを教えてくれるので、とても勉強になります」と同監督を絶賛。続けて自身が負傷離脱中のエピソードを交えつつ、同監督への感謝を次のように語った。
「僕がピッチを離れている時も助けてくれました。本当に感謝しています。昨シーズン、ケガをした時はとても残念な気持ちでしたが、ミケル(・アルテタ監督)がたくさん話しかけてくれました。僕にとって大変な時期だったけど、クラブのサポートがあったことが大きな違いでした。ミケルだけでなく、チームメイトやコーチ陣も僕のために動いてくれました。そうしたサポートや愛情を受けたからこそ、クラブのためにベストを尽くそうという気持ちになっています」
今季はここまで先発出場こそないものの、4試合に途中出場し、本来のプレーを取り戻しつつある冨安。在籍2シーズン目となるアーセナルでのさらなる活躍に期待がかかる。