スタッド・ランス所属のFW伊東純也(29)は、日本代表攻撃陣の中心選手としてFIFAワールドカップ・カタール大会での活躍が期待されている。そんな伊東純也の能力を、浦和レッズ所属の日本代表DF酒井宏樹(32)が高く評価した。2日、フランスサッカー専門サイト『So Foot』が伝えている。
伊東純也はカタールW杯アジア最終予選でほぼ全試合に先発出場して、4試合連続ゴールをマーク。SCフライブルク所属MF堂安律(23)をベンチに追いやり、右サイドハーフでレギュラーに定着すると、今年6月のキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022でも4試合中3試合に出場。カタールW杯のメンバー入りが濃厚とみられている。
また今年7月末には、ベルギー1部KRCヘンクからスタッド・ランスへ完全移籍。先月21日の第3節・ストラスブール戦から2試合つづけてゴールを決めるなど結果を残し、前線2トップの一角でレギュラーを勝ち取っている。
『So Foot』は、元オリンピック・マルセイユ所属選手である酒井宏樹のコメントを紹介。これによると、酒井宏樹は「彼には大きな野心があって、試合の流れを読む能力も備わっています。そうした彼の特徴が僕たちを良くしてくれるんです」と、伊東純也を絶賛しているという。
またかつてル・マンやサンテティエンヌ、グルノーブルで活躍していた松井大輔氏も「彼ほどスペースを突く選手はそういない。僕には彼のようなスピードがなかったですね」と、伊東純也のクオリティに言及したとのこと。
『So Foot』も「伊東純也はW杯予選の段階からすでに重要な役割を担っていたが、今では森保一体制に欠かせない存在となっている。リーグアンで得点を挙げた3人目の日本人選手である。松井大輔以来、日本人選手の中で最も華やかな存在であることは間違いないだろう」と評している。