9月4日、サッカー元日本代表MFでJ3・Y.S.C.C.横浜に所属する松井大輔がユーチューブを更新。同じくサッカー元日本代表の中村憲剛氏との対談動画を公開した。

 2人は2010年に行われた南アフリカ大会で、ともに戦ったチームメイト。今年11月に開催されるカタールワールドカップに話が及んだ。

 松井が、カタール大会のグループリーグについて話を振ると、中村氏はドイツ代表、スペイン代表。コスタリカ代表と同じ組み合わせになったことについて「冗談かって思いましたよ。何の冗談でこのグループになったんだろう」「ドイツ、スペインっていう名前が強すぎて。これはエラいグループ入った」と率直な感想を披露した。

 一方で、「いちサッカーファンとしては、めっちゃくちゃ楽しみ。早く見たい」と、強豪国とぶつかる日本代表の姿に思いを馳せてもいた。ドイツ、コスタリカ、スペインという順番で日本はグループリーグ3戦を戦うが、これも「とんでもない流れ」と表現している。また、ワールドカップを経験した身として、事前合宿が組めない今回の“ぶっつけ本番”のワールドカップとなることにも、話が及んでいた。

 初戦のドイツについては、「ミネイロンの惨劇」を例に挙げて「日本がどこまで我慢できるか」と分析している。ミネイロンの惨劇とは、2014年大会でブラジルが1-7でドイツに敗れた試合で、その無慈悲さで今でも語り継がれている。

■南アフリカ大会で中村氏は14番を背負って戦った!

 南アフリカ大会で松井大輔は背番号8を、中村憲剛は背番号14を背負い、オランダ、デンマーク、カメルーンと戦った。日本代表は2勝1敗でグループ2位となって、決勝トーナメントに駒を進めた。ベスト8をかけてパラグアイと対戦したものの、PKの末に敗戦していた。

 カタールワールドカップのメンバー入りを狙う日本人選手には、守田英正、田中碧、三笘薫、谷口彰悟、山根視来、旗手怜央ら、中村氏が現役時代に共にプレーした選手も多いだけに、今後の言動や分析からも目が離せない。