ことし11月20日に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。日本代表選手たちの素顔に迫る番組『サッカー日本代表独占インタビュー THE VOICE』(9月7日放送)において、長友佑都がサッカー人生での最大の挫折を振り返った。
2010年から3大会連続でワールドカップに出場してきた日本代表不動のサイドバック、長友。彼の代表としての出場数は歴代2位の136試合にのぼる。長く日本を牽引してきた長友の人生最大の挫折は2度目の出場となった2014年ブラジルワールドカップだったという。
「インテルで一番いいシーズンをすごして、最高な状態で臨んだ」と振り返る長友だったが、「相当な自信があったんですけど、いま思ってみれば過信だったなと。自信ではなく過信だったと思います」と、当時の心境を振り返った。
2敗でグループステージ敗退という結果について「サッカー人生で初めてと言っていいような挫折かもしれない」と告白。「すべての、いままで抱いていた夢や目標を見失ったんです。それぐらい自分にとっては苦しい、いまでも大きな傷として残っています」と告白した。
当時については「ブラジルワールドカップのために4年間すべてを犠牲にして、すべてワールドカップのためにやってきた。だからこれ以上何をしていいのかわからない。真っ暗な状況でした」と、精神的にも追いつめられていたという長友。
「立ち直るのはもう1回、ロシアでのワールドカップを目指そうと思ったときに、徐々に徐々に、自分をマインドをコントロールして立ち直っていったという感じです。時間がかかりました」と、次のワールドカップを目標に自身を立て直していったことを明かした。