バルセロナのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが新記録を打ち立てた。

■3クラブでハットトリック達成

 レバンドフスキは9月7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループC開幕節ヴィクトリア・プルゼニ戦にスタメン入り。ここまでラ・リーガ4試合で5ゴールと好調を維持しているなか、バルセロナの選手として初めてのCL出場となった。

 すると、今季波に乗っているチームと同調するように、レバンドフスキはこの試合でも躍動する。チームが13分にフランク・ケシエの得点で先制すると、34分にペナルティエリア入口付近からミドルシュートをお見舞いして1点目を記録。スコアが2-1になった前半終了間際の48分には、ウスマン・デンベレのクロスにファーサイドで頭で合わせ、早くも2点目を奪った。

 そして67分、フェラン・トーレスからの落としをペナルティアーク付近でもらうと、これをワンタッチでシュート。ボールはゴール右下へと吸い込まれ、見事ハットトリックを達成してみせた。

 結果的にチームは5-1で勝利。レバンドフスキはマン・オブ・ザ・マッチに輝いている。

 また、これにて同選手はドルトムント、バイエルン・ミュンヘン、バルセロナの選手としてCLでハットトリックを達成。同大会において3クラブでハットトリックを記録した初めての選手となった。

■次節は古巣と対戦

 バルセロナのCLでの次なる相手はバイエルン。今やチームの絶対的エースになりつつあるレバンドフスキの古巣だ。

 バイエルンとは昨季もグループステージにて顔を合わせたが、その際は2試合とも0-3で完敗。シャビ・エルナンデス監督が就任し、レバンドフスキなどの新戦力を補強して復活したバルセロナは、果たしてリベンジを成し遂げられるか。