ローマに所属する日本女子代表DF南萌華が、10日に行われたセリエA第2節ミラン戦で移籍後初ゴールを記録した。
南は今夏に三菱重工浦和レッズレディースからローマに加入。28日に行われた開幕節ポミリアーノ戦でデビューを飾り、ミラン戦では2試合連続のスタメン出場となった。
18分、コーナーキックのこぼれ球を回収したイタリア女子代表MFアンナマリア・セルトゥリーニがゴール前に縦パスを供給。南はペナルティエリア中央でうまくボールを収めると、冷静に相手GKとの駆け引きを制してネットを揺らした。
ローマは43分にイタリア女子代表FWヴァレンティーナ・ジャチンティが追加点を挙げ、2-0でミランを撃破。開幕連勝スタートとなった。
なお、ジャロロッシ(黄赤)のユニフォームを着た日本人選手が得点を挙げるのは、2001年5月6日のユヴェントス戦でネットを揺らした元日本代表MF中田英寿氏以来となる。そんな南は試合後に自身のInstagram(moeka_1207)を更新し、「ホーム開幕戦 素晴らしい雰囲気と、素晴らしい勝利 チームのみんなと、素晴らしいサポーターの皆さんと、喜びを分かち合えることが何よりも嬉しい まだまだここから たくさんの応援ありがとうございました」と勝利の喜びを示した。
ローマの次戦は15日に行われ、5連覇中のユヴェントスと敵地で対戦する。