バイエルンのセネガル代表DFブナ・サールが、ワールドカップ欠場を余儀なくされるようだ。12日、フランス紙『レキップ』が報じている。

 同紙によると、13日にサールはしつ蓋骨腱の修復手術を実施予定。2023年の初頭までピッチに戻ることは出来ず、初のワールドカップ出場の夢が断たれたと伝えられている。

 現在30歳のサールは、メスの下部組織出身。2015年夏にマルセイユへと移籍した。2020年夏の移籍市場最終日に、駆け込みでバイエルンに移籍するが、負傷もあってなかなか出場機会を得られず。昨シーズンのブンデスリーガはわずか5試合の出場に留まった。

 セネガル代表では2021年9月のデビュー以降、13試合に出場。アフリカ・ネイションズカップでも全試合にフル出場し、セネガルの優勝に貢献した。

 キャリア初のワールドカップ出場が目前にまで迫っていたサールだが、本大会直前で無念のリタイアとなった。セネガル代表には同選手の想いも背負い、躍進する姿を期待したい。