スポルティングCP所属の日本代表MF守田英正(27)は17日、元徳島ヴォルティス所属MF渡井理己(23)擁するボアヴィスタとの一戦で先発出場。しかしスポルティングCPが金星を献上したことにより、現地メディアから批判を浴びている。
守田英正は今年7月1日、CDサンタ・クララからスポルティングCPへ完全移籍。し烈なポジション争いの中、今季ここまでプリメイラリーガ(ポルトガル1部)で6試合中4試合に先発出場していた。
また今月7日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節・アイントラハト・フランクフルト戦では先制ゴールをアシスト。14日の第2節・トッテナム・ホットスパー戦でも先発出場し、安定感抜群のパフォーマンスを披露していた。
そんな守田英正は17日、プリメイラリーガ第7節・ボアヴィスタ戦でも先発出場し、86分までプレー。ただスポルティングCPは前半アディショナルタイムに先制ゴールを許すと、1-1で迎えた83分にPKから失点。ボール支配率74%を記録しながらも、格下相手に1-2で敗れた。
スポルティングCPの専門紙『Leonino』は、「PKの判定は怪しかった」としつつも「スポルティングCPチーム全体のパフォーマンスは悪かった」と酷評。守田英正には10点満点中5点と及第点以下の評価を与えるとともに「この日本人のパフォーマンスは控えめであり、パスミスが散見された」と綴っている。
スポルティングCPは先月27日にも、プリメイラリーガ昇格組のシャヴェス相手に0-2で敗戦。リーグ戦ですでに3敗を喫しており、首位ベンフィカから8ポイント差の8位に沈んでいる。
なお徳島ヴォルティスからボアヴィスタへレンタル移籍中の渡井理己は、スポルティングCP戦でベンチ入りしたものの出番はなかった。