【プレミアリーグ】ブレントフォード0-3アーセナル(日本時間9月18日/ブレントフォード・コミュニティ・スタジアム)

 “魔法の左足”から放たれた美しい弾道のシュートは、見るもの全てを魅了した。U-21ポルトガル代表MFヴィエイラのプレミアリーグ初ゴールとなった完璧なミドルシュートに、解説・戸田和幸氏は興奮を隠せない様子だった。

【映像】ヴィエイラが放った“超絶”ミドル

 アウェイに乗り込んだアーセナルは立ち上がりから主導権を握り、17分にフランス代表DFサリバ、28分にエースであるブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスの2人が共にヘディングでゴールを決め、2-0とリードして試合を折り返した。

 後半も攻撃の手を緩めないアーセナルは、早々にスコアを動かす。次のゴールが生まれたのは49分だった。

 ボールを奪ってから一度も相手に渡すことなく、丁寧にパスを回しながらブレントフォード陣地に運んでいくと、右サイドでボールを受けたイングランド代表MFサカがドリブルで運びながら中に侵入し、ヴィエイラにパス。ペナルティエリア付近中央で受けると、ワントラップから得意の左足で放ったシュートは、右ポストに当たってゴールに吸い込まれた。

 この試合で不在だったノルウェー代表MFウーデゴールに代わって先発出場したヴィエイラが、ゴールという結果で期待に応えた。さらにヴィエイラにとっては嬉しいプレミア初ゴールとなった。

 これには解説の戸田和幸氏も思わず「おー決めた!おーうまい!」と興奮を隠せなかった。またABEMAの視聴者も「ゴラッソ」「キーパーノーチャンス」「コース完璧すぎ」とコメント欄で絶賛した。

 ヴィエイラの華麗すぎるプレミアリーグ初ゴールについて戸田氏は「ある程度余裕を持ってFK気味に蹴ることができましたね。力は抜けていましたが、ボールにはしっかり力が伝わっていましたから、あれを止めるのは難しいですね」と解説した。

 試合は、アウェイのアーセナルがヴィエイラのプレミア初ゴールを含む3ゴールを奪って3-0で勝利し、強さを見せつけた。冨安も途中出場したアーセナルは前節の敗戦から切り替えて勝ち点3を獲得している。(ABEMA/プレミアリーグ)