【プレミアリーグ】ブレントフォード0-3アーセナル(日本時間9月17日/ブレントフォード・コミュニティ・スタジアム)

 選手本人にとっては忘れられない試合になっただろう。冨安健洋が所属するアーセナルで、プレミアリーグの最年少出場記録が生まれた。15歳という若さでピッチに立った若者に対して、解説の戸田和幸氏が「これはすごいな」と唸る一幕があった。

【映像】プレミア最年少記録を樹立 注目のヌワネリ

 首位に立つアーセナルは敵地でのブレントフォード戦に臨むと、フランス代表DFサリバ、ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス、U-21ポルトガル代表MFヴィエイラのゴールで3-0と大きくリードして試合終盤を迎えた。

 迎えた89分、現地映像は交代するためにタッチラインに並んでいるアーセナル2選手を映し出す。その中の1人が、U-17イングランド代表としてもプレーする15歳のイーサン・ヌワネリだ。ABEMAのコメント欄も「最年少くるか?」「15歳が出てくる」と盛り上がりを見せた。

 その後はなかなか試合が途切れず、時間は刻一刻と経過。しかし90+1分にその時はやってきた。ヴィエイラとの交代でピッチに登場。リヴァプールのU-21イングランド代表MFエリオットが、フルアム時代に記録した16歳38日を更新した。

 ヌワネリについて、解説を務めた戸田氏は「15歳かぁ。これはすごいな」と驚くと「時間は短いですが、送り出すということはそれだけのものを監督が感じているということ。身体面は成長過程で、パワーも身につく前だと思いますが、それを補ってあまりあるだけの才能・センス・テクニックがあるんでしょうね」とコメントした。

 15歳181日でプレミアリーグデビューとなったヌワネリは、前線からいいプレッシャーを仕掛けるなど、少ない時間でも見せ場を作った。なお、試合はアーセナルが勝利し、首位をキープしている。(ABEMA/プレミアリーグ)