カタール・ワールドカップの開幕まで2か月となった。本大会に出場する各国にとって、今月の試合がさらに重要度を増しているのは言うまでもない。

 森保一監督が率いる日本代表は、キリンチャレンジカップ2022でアメリカ、エクアドルと対戦する。ドイツ・デュッセルドルフで23日にアメリカ、27日にエクアドルと戦う。

 アメリカ『NBC Sports』は9月20日、試合に向けてアメリカと日本の各チームについて紹介。日本について、「キャプテンの吉田麻也(114キャップ)が最終ラインを統率し、長友佑都(136キャップ)、川島永嗣(95キャップ)が少なくとも10年代表に残っている、非常に経験豊富なチームだ」と報じている。

「加えて、アーセナルの冨安健洋が守備の重要なパートを務める。鎌田大地(フランクフルト)、堂安律(フライブルク)、古橋亨梧(セルティック)、南野拓実(モナコ)が前線のタレントたちだ」
 
 また、日本がワールドカップ本大会でドイツ、コスタリカ、スペインと同組の厳しい組み合わせになったこともあり、同メディアは「日本と監督のハジメ・モリヤスは、ワールドカップで厳しい評価をされると分かっている」と伝えた。

「だが、彼らは普段、期待値を上回るのが非常にうまく、アジアの予選を容易に突破し、7度目となるワールドカップ本大会出場に至ったチームだ」

 過去3大会で優勝を飾った2チームが同組とあり、決勝トーナメント進出は難しいとの見方が強い日本。カタールの地でその下馬評を覆すためにも、キリンチャレンジカップ2022で好パフォーマンスが求められる。まずは23日、アメリカ戦でサムライブルーがどのような戦いを見せるか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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