元日本代表FWの城彰二氏が9月21日、自身のYouTubeチャンネル『JOチャンネル』で最新コンテンツを公開。日本代表を率いる森保一監督の手腕について見解を示した。

「もっとこうしたらいいのになっていうのが、いっぱいある」

 城氏は、森保監督の試合状況に応じたシステム変更が無いとして、「それがうまくいってるの?ってなったら、いっていないんだよね」「策はあるはずなんだけど、策の講じ方がうまくないというか。だから、ちょっと物足りない」と持論を展開する。

 分析は十分しているはずだが、試合中に対策をするのが“監督の力”で、「いろいろ考えてやっているんだろうけど、見えないっていうのが現実」と述べる。
 
 また、1トップを担ってきた大迫勇也がコンディション不十分で招集外となっているものの、2トップを試していない点を挙げ、「じゃあ、どうするの?ってなっちゃう。いろんなオプションを持っていないと戦えないよ」と嘆く。

 カタール・ワールドカップ初戦で対戦するドイツ相手でも、守備はチャレンジ&カバーを「徹底すれば前半無失点で行けると思う」、攻撃では「サッカーって必ずワンチャンスがある」だけに、そこで対策をするのが監督の役割だと主張した。

 アメリカ戦とエクアドル戦では「いろいろなものが見えてきてほしいな」と希望した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「ちょっと物足りない」「見えないっていうのが現実」城彰二が指摘する“森保采配”の問題点は?