サッカー日本代表は2カ月後にFIFAワールドカップ・カタール大会を控える中、今月23日にキリンチャレンジカップ2022でアメリカ代表と対戦する。そのアメリカ代表率いるグレッグ・バーホルター監督が日本代表の特徴を分析した。21日、アメリカ代表公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。

 日本代表はカタールW杯アジア最終予選・グループBを2位で終えてW杯本大会出場権を獲得。今年6月のキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022ではパラグアイ代表、ブラジル代表、ガーナ代表、チュニジア代表と対戦しているが、チュニジア代表に0-3で敗れるなど本大会にむけての課題を抱えている。

 また森保一監督は今回ドイツで行われるアメリカ戦、エクアドル戦にむけて30選手を招集。カタールW杯での登録メンバー数の上限が「26」であるだけに、多くの選手にとってこの2試合でのアピールが必要となっている。

 そんな日本代表についてバーホルター監督は「日本はハイプレスで、ダイナミックな選手、テクニカルな選手が揃っている。とても良いチャレンジになるだろう」

 「ゴールチャンスをあまり与えない。とてもタイトにチームを戦わせる。ボールを失うと、全員がボールの背後に回り込む。なので、日本代表は我々にとって興味深い対戦相手だ」とコメント。

 アメリカ代表公式サイトは指揮官の発言をうけて「バーホルター監督は、日本代表がカタールW杯にむけて準備するための完璧な相手であると感じている」と綴っている。

 なおアメリカ代表は今月の代表ウィークで、日本代表の他にサウジアラビア代表と対戦。カタールW杯グループリーグではウェールズ代表、イングランド代表、イラン代表と激突する。