■9月23日/キリンチャレンジカップ2022 日本2ー0アメリカ(エスプリ・アレーナ)
日本代表は9月23日、キリンチャレンジカップ2022でアメリカと対戦。日本に0-2で敗れたアメリカ代表を、米メディア『ESPN』が試合終了後に痛烈批判。「アメリカ代表チームは、ワールドカップ前の試合で2−0で日本のBチームに完全に負けた」としている。
日本では大迫勇也が不在なうえ、南野拓実、長友佑都らがベンチメンバーだったために「Bチーム」と称したのだろう。しかし、冨安健洋や酒井宏樹、吉田麻也や遠藤航、守田英正や伊東純也などがスタメンに名を連ねており、現時点で考えられるベストメンバーと言っても過言ではない。
他方、同メディアは敗戦の理由に「アメリカは日本のプレスに手も足も出なかった」と日本のハイプレスを挙げている。また鎌田に評価で「7」をつけてMVPに選出し、寸評では「素晴らしいゴールを決めた。ビルドアップではうまさを見せていた」とコメントしている。アメリカ代表の最低評価は「3」のマッケニーで「わずか69.2%のパス成功率。ずっと立ち止まっていた」と批判している。
■日本は4-2-3-1に変更
アメリカメディアが批判するように、日本は前からの守備が機能していた。ドイツ、スペインといった強豪国を相手とすることから、これまでの4-3-3のシステムではなく4-2-3-1を採用。1トップの前田大然と2列目の3人が相手にプレスをかけていた。
チェルシーで10番を背負うクリスティアン・プリシッチが欠場するなどアメリカ代表の状態が良くなかったとは言え、狙い通りの形で無失点勝利。ドイツで自信を得る勝利を手にした。