肩を脱臼もすでに復帰

20日に開幕するワールドカップを戦う日本代表のメンバーに入った久保建英。しかし10月27日に行なわれたUEFAヨーロッパリーグのグループステージ第6節オモニア・ニコシア戦で左肩を脱臼し、離脱していた。

その後はケガでソシエダの試合を欠場していた久保だったが、スペイン『Mundo Deportivo』では「久保は金曜日のトレーニングに通常通り参加していた」と報道。全体練習に参加してコンディションも上げていっているようだ。

そんな久保に期待するのはワールドカップでの活躍。9月に行われたアメリカ戦では左サイドハーフに入り、日本の2列目を支えた久保だが、スペインやドイツといった強豪国にどのようなパフォーマンスを見せられるかが大きな注目を集めるだろう。

21歳でのメンバー入りと日本代表では18歳の小野伸二に次ぐ2番目の若さでワールドカップへ挑む久保。[4-1-2-3]では出場ポジションが危ぶまれたものの、[4-2-3-1]で戦ったアメリカ戦では高い存在感を発揮し、2-0の勝利に貢献。中山はケガのため外れたが、アメリカ戦の先発メンバーが基本的な先発陣となる可能性は高い。フランクフルトで絶好調の鎌田大地や日本の得点源の一人である伊東純也とともに久保が輝きを発揮できるか。