パリ・サンジェルマンに所属するフランス代表FWキリアン・エンバペの父親であるウィルフリード・エンバペ氏が、FIFAワールドカップカタール2022で解説者を務めることになった。23日にフランスメディア『RMC』が報じた。

 ウィルフリード・エンバペ氏が解説を担当するのは、フランス語圏のアフリカ諸国でカタールW杯を独占有料放送するトーゴのテレビ局『New World Sport』。同氏のほか、元トーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨール(現セマシ/トーゴ)、元カメルーン代表FWパトリック・エムボマ氏、元コートジボワール代表DFバジール・ボリ氏、元コートジボワール代表ボナベントゥル・カルー氏ら、アフリカを代表する豪華スターたちがラインナップされている。

 現在51歳のウィルフリード・エンバペ氏はカメルーン出身。キリアンが生まれ育ったフランスのボンディでは地元クラブのコーチを務めていた。現在は代理人として、スター街道を邁進する息子をサポートしている。これまで公の場で発言する機会の少なかったウィルフリード氏だが、果たして解説者としても活躍するのだろうか。