ドイツ代表のハンジ・フリック監督が乱打戦となった試合を振り返った。ドイツサッカー連盟(DFB)が伝えている。

UEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23リーグA・グループ3第5節のハンガリー戦でフリック政権下初黒星を喫し、敗退が決まったドイツ。27日の最終節ではイングランド代表と対戦した。

前半こそゴールレスに終わったものの、51分に得たPKをMFイルカイ・ギュンドアンが決めて先制に成功し、67分にMFカイ・ハヴァーツが追加点。しかし、そこから守備が崩れるとイングランドの攻撃を止められず瞬く間に逆転を許した。

87分にハヴァーツが再び得点を決めて3-3のドローに持ち込んだが、2戦未勝利で大会を終えることに。フリック監督は今年11月のカタール・ワールドカップ(W杯)に向けて良い準備ができたと話している。

「この試合、前半は互角だったが、後半は我々がリードして当然のパフォーマンスだったと思う。しかし、2-0とした後で個のミスであり、早い段階で3失点を許してしまった。そんなことは我々にあってはならない」

「しかし、逆転を許した状況でチームがカムバックできたのはポジティブだ。良いテストになったよ。(W杯本大会に)ポジティブなものをたくさん持っていける一方で、もちろんもっと頑張らないといけないネガティブな部分もいくつか見つかった」