サッカー日本代表は27日、キリンチャレンジカップ2022でエクアドル代表と対戦。試合中、元日本代表選手で解説の福田正博氏がセルティック所属FW古橋享梧のプレーに言及。日韓W杯の日本代表メンバーである戸田和幸氏は、途中交代となった同選手の心中を察した。
古橋享梧はセルティックの絶対的ストライカーとして活躍する一方、日本代表では控え要員に。カタールW杯アジア最終予選や今年6月のキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022で先発出場がほとんどなかったほか、23日のアメリカ戦では出番がなかった。
そんな中で迎えたエクアドル戦では、前線1トップのポジションでスタメン出場。ただ前半から防戦一方の展開となっていることもあり、ボールに触る機会がほとんどなかった。
ただ前半終了間際に相手選手のパスミスからペナルティエリア内でボール奪取。すぐに左足を振りぬいたが、シュートは枠を捉えられなかった。
この古橋享梧の決定機を逃したシーンに対しては、ツイッター上で早速落胆の声が上がっている。しかしTV中継で解説を務めている福田正博氏は「なかなかボールに絡めていなくて、リズムが悪い。ただその中でも、今のプレー選択は間違っていなかった」と同選手を擁護している。
また戸田和幸氏は、古橋享梧がハーフタイムで途中交代となったことについて「もう少し(プレーの)時間がほしいですね。なかなか代表では彼の良さが活きないですね」とコメント。同選手がシュートミスした要因に、水分の多いピッチコンディションをあげている。
なお、日本代表はエクアドル戦前半を0-0で終了。シュート本数わずか3本に抑えられる中、後半を迎えている。