サッカー日本代表は27日、キリンチャレンジカップ2022でエクアドル代表と対戦。ドリブル突破など持ち味を発揮できなかったブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属MF三笘薫に対して、日韓W杯の日本代表メンバーである解説の戸田和幸氏が改善点を指摘した。
同選手は23日のアメリカ戦で途中出場すると、試合終了間際に左サイドからのドリブル突破によりペナルティエリアに侵入。右足を振りぬき、追加点を奪うなど結果を残していた。
そんな三笘薫はエクアドル戦で先発出場。防戦一方の展開の中、カウンターで相手選手に脅威を与えることができず、66分で途中交代となった。
TV中継で解説を務める戸田和幸氏は、「裏をとる動きだとか、もう少し連動がほしいですね」と三笘薫のプレーに言及。そして三笘薫にかわって途中出場した名古屋グランパス所属MF相馬勇紀の長所を「オフ・ザ・ボールでの動き」をあげている。
また元日本代表選手の福田正博氏とともに「三笘薫へのマークがきつくなっている」とコメント。W杯本大会にむけての懸念材料に挙げた。
三笘薫については以前、森保一監督が「個人能力で打開できる能力のある選手」と評した上で「彼自体が戦術」とコメント。同選手のドリブル突破やチャンスメイクに期待を寄せているが、個人能力頼みの姿勢に対して批判の声が上がっている。