レアル・マドリードに頼もしい男が帰ってきた。フランス代表FWカリム・ベンゼマが怪我から復帰したようだ。

■戦列復帰へ

 ベンゼマは9月6日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第1節のセルティック戦でスタメン入りを果たすも、前半30分に負傷交代。約1ヶ月の離脱を強いられた。

 その後、ベンゼマは9月18日のラ・リーガ第6節アトレティコ・マドリードとのマドリード・ダービーを欠場することになった。エースが離脱となったレアルだったが、全勝をキープ。代表ウィークに入るまで全勝を維持し、厳しい日程となる10月を迎えることになる。

 レアルの公式ツイッターは、エースであるベンゼマの帰還を報告。この代表ウィーク期間中にしっかりと休養が与えられ、回復できたようだ。すでにトレーニングに参加しており、レアルの公式ツイッターはベンゼマのインタビューも掲載している。なお、練習にはカスティージャ(Bチーム)に所属する中井卓大も参加している。

 このベンゼマの帰還にはツイッター上で「カリムが戻ってきた」や「彼が帰ってきた」、「よく帰ってきた」などのコメントが寄せられている。

■クラシコ控える

 エースの帰還はレアルにとっても、フランス代表にとっても朗報だ。ここまで公式戦全勝と好調のレアルだが、10月は9試合が組まれている。CLのグループリーグを戦いながら、10月16日にはバルセロナとのエル・クラシコが控えている。過密日程となる10月にベンゼマが復帰してくることは大きいだろう。

 そして、UEFAネーションズリーグ (UNL)で苦戦したフランス代表にとっても朗報だ。ベンゼマが早い段階で復帰し、ワールドカップに合わせてベストコンディションに持って来れれば、連覇を狙うフランスの大黒柱になってくれる。それだけに、ベンゼマのこの時期の復帰は吉報。

 レアル、そしてフランス代表の大黒柱の今後の活躍に期待したい。