ことし11月20日に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。日本代表選手たちの素顔に迫る番組『サッカー日本代表独占インタビュー THE VOICE』(8月3日放送)において、原口元気と元日本代表MF戸田和幸氏が対談。日本代表で大きな武器となる原口の能力を戸田が分析した。
【映像】相手にとって相当イヤな選手
戸田は、原口のランニングフォームが「すごくきれい」と絶賛し、その無駄のない走りを持っているからこそ、試合ではより多く走った方が良いとアドバイスした。
さらに、戸田は「状況を変えられる選手とセッションすれば相手にとって相当イヤな選手になる」と原口を分析。「自分の武器をどう使うか」がポイントだとして、「ドリブルが得意だからドリブルを必ずしなきゃいけないわけじゃない。それは世界のトップの選手もみんなそう。できることがあるということは相手はそれを止めに来るし、それで相手は動かされれるわけだから、原口選手だったらランニングは素晴らしくできるし、ドリブルもできる、認知のインテリジェンスも上がってきているから、それをもっともっと使うべきだと」と伝えると、原口は納得の表情を浮かべた。
コメンテーターで出演した、2010年から2012年までJリーグ特命PR部女子マネージャーを務めた足立梨花は、ドイツでの経験によりサイドハーフからインサイドハーフにポジションを変更した原口について「今、ポジションを変更したからこそ相手チームは原口選手がどういった動きをするのかあまりデータがない状態。そこで原口選手の良さを見せたプレーをしたら相手は困ると思う」とコメントし、原口が日本代表の強い味方になると大きな期待を寄せた。
Photo:高橋学 Manabu Takahashi