ことし11月20日に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。日本代表選手たちの素顔に迫る番組『サッカー日本代表独占インタビュー THE VOICE』(8月3日放送)において、原口元気が自身の武器であるドリブルの使い方を語った。

【映像】子どもの頃の練習相手は、なんと愛犬!

原口は2009年に17歳で浦和レッズに入団。当時、日本人史上クラブ最年少契約とクラブJリーグ最年少ゴールを記録した。2011年にはナビスコカップのニューヒーロー賞を受賞し、このタイミングで日本代表のA代表に初選出され、2014年にドイツのヘルタ・ベルリンへ移籍。2018年にロシアW杯のメンバーに選出され、決勝トーナメント1回戦のベルギー戦ではワールドカップ初ゴールを決めた。

そんな原口の持ち味は切れ味鋭いドリブルだ。子どもの頃の練習相手は、なんと愛犬だったという。ドイツでの経験によりサイドハーフからインサイドハーフにポジションが変わり、ドリブルよりもパスで周りを活かすプレーを求められるようになった今、ドリブルをどのように活かそうとしているのか。

原口は「明らかにアタッキングサードでの経験値というか感覚は持っていると思うので、そこでためてきたものは使いたい」と自信を覗かせる。相手ゴールに近いアタッキングサードと呼ばれるエリアで、この相手ゴールに迫るエリアは原口のドリブルが最も活きる場所である。原口はポジションが変わってもアタッキングサードでのドリブルは続けたいという。

原口と対談相手を務めた元日本代表MF戸田和幸氏は「サイドハーフのドリブルとインサイドハーフは確かに違うけれど、ボールを運んでいくという意味では(同じ部分もある)。元々それだけドリブルができた選手なので、ドリブルも今後の1つのテーマになりそう」と告げると、原口はうなずいた。