11月20日(日本時間21日)に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。ABEMAで全64試合が無料生中継されることを記念した番組『FIFA ワールドカップ歴代ベストゴールSP』(ABEMAで配信中)。カタールに臨む超スーパースターたちのW杯活躍シーンの特集では、これまで4大会に出場し6ゴールを挙げているアルゼンチン代表FWリオネル・メッシにスポットを当てた。
2005年に代表初選出されたメッシは、06年ドイツ大会でワールドカップデビューを果たすと最年少出場、最年少アシスト、最年少得点を記録する活躍をみせる。注目選手となった10年・南アフリカ大会では、グループリーグBギリシャ戦で初キャプテンを務め、マン・オブ・ザ・マッチに選出される活躍。それでもチームは準々決勝ドイツ戦で0-4と完敗した。
14年ブラジル大会では記憶に残るゴールを連発。グループリーグFボスニア・ヘルツェゴビナ戦(2-1)では、エリア外から左シュート一閃。 イラン戦(1-0)でも左足で鮮やかなミドルを決めるなど、現在もアルゼンチン代表の最多得点記録(164試合90ゴール=9月28日現在)を更新中だ。
18年ロシア大会では、グループリーグ最終戦ナイジェリア戦での得点によりアルゼンチン人ではディエゴ・マラドーナ、ガブリエル・バティストゥータ以来3人目のワールドカップ3大会での得点を達成し10代、20代、30代それぞれの世代でゴールしたW杯史上初の選手にもなった。
ただ、称賛を思いのままに浴びているメッシにもまだ経験、獲得したことのないことがある。それはもちろんW杯制覇だ。前回大会でもベスト16で敗退しているアルゼンチン。36年ぶりとなる悲願の優勝をつかみ取るためには、メッシの左足が必要不可欠となる。