11月20日(日本時間21日)に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。ABEMAで全64試合が無料生中継されることを記念した番組『FIFA ワールドカップ歴代ベストゴールSP』(ABEMAで配信中)。キーワードで見るワールドカップスーパーゴールでは、FWリオネル・メッシの「18歳でW杯デビュー&ゴール」を特集した。
2006年ドイツ大会アルゼンチン対セルビア・モンテネグロ戦。スタンドには1986年メキシコ大会で自国に2度目の優勝をもたらし、「神の手」「5人抜き」伝説も残したアルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナ氏の姿も。後半30分、この試合一番の大歓声が当時18歳のメッシに送られたのだが、これはW杯アルゼンチン史上最年少出場を達成した瞬間だ。
すると出場からわずか13分後の後半43分に歴史的瞬間が訪れる。カルロス・テベスからのスルーパスは右サイドから抜け出したメッシに通り、そのままゴール。今では「最強の左足」と誰もが知るメッシだが、実はW杯初ゴールは右足だったのだ。
あれから16年。クラブチームではチャンピオンズリーグ制覇、FAFAバロンドール4回、バロンドール3回受賞など、偉業を成し遂げ35歳で迎える5度目のワールドカップ。メッシに残されるまだ獲得していないタイトルは、「W杯優勝」だけだ。アルゼンチンのグループリーグC組の相手は、サウジアラビア、メキシコ、ポーランド、メッシにとっておそらく最後になるであろうW杯の戦いがいよいよ始まろうとしている。