11月20日(日本時間21日)に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。ABEMAで全64試合が無料生中継されることを記念した番組『FIFA ワールドカップ歴代ベストゴールSP』(ABEMAで配信中)では、カタール大会に臨む超スーパースターたちが過去に活躍したシーンを特集し、その中でブラジル代表FWネイマールにスポットを当てた。
ブラジル代表歴代ゴール数といえば、“神様”ペレの77ゴール(出場92試合)が1位で50年以上破られていない。そこに肉迫しているのが74ゴール(119試合)を挙げているネイマールだ。
母国ブラジル開催で初出場した2014年大会では、グループリーグAクロアチア戦(3-1)で2ゴール、同カメルーン戦(4-1)でも2ゴールを挙げ順調な滑り出しだったが、準々決勝コロンビア戦(2-1)の後半に激しいチャージを背後から受け、脊椎骨折で途中離脱となった。それでも4ゴールでチーム得点王に輝いた。
18年ロシア大会ではグループリーグEコスタリカ戦(2-0)で1ゴール。サイドドリブルからのヒールリフトで鮮やかに抜きさるプレーも話題に。反面、わざと倒れるシーンが批判を受けたことも記憶に新しい。決勝ラウンド16メキシコ戦(2-0)では、1ゴール1アシストと全得点に絡む活躍。しかし、準々決勝のベルギー戦(1-2)で敗れた。
今回の南米予選でもゴールを積み上げペレの偉大な記録まで迫ったネイマール。年齢もまだ30歳で、カタール大会前にも大記録を抜く可能性もあるが、ブラジル国内ではワールドカップの大舞台でシーンを見たいのが本音だろう。さらに、ネイマールも経験していないカナリヤ軍団最多回数記録を伸ばす5大会ぶり6度目の「ジュール・リメ・トロフィー」獲得へ注目が集まっている。